連合軍進駐の戦後占領期、様子解明へ占領期のを知る会開催鳥取

連合軍進駐の戦後占領期、様子解明へ占領期のを知る会開催鳥取

ケボライト

2017/06/2915:42

産経ニュース

201762910:23

解明が進んでいない戦後占領期鳥取県の様子に焦点を当てた初の連続講座が7月1日から、鳥取市歴史博物館で開催される。講座を機に県民らから証言の収集なども行い、県民参加で占領期の歴史を明らかにしていく試みだ。

同博物館と県立公文書館県史編さん室が共同で占領期のを知る会として開催する。戦後、日本は占領統治下にあり、鳥取県にも昭和20年10月から連合軍が進駐した。しかし、現代史研究は従来戦前に重きが置かれ、40年代に刊行された県史も占領期の著述はわずかだ。

一方、最近は鳥取県進駐軍を記録した映像が確認されたり、将校宿舎の実態が分かったりと研究環境が整ってきている。そこで、研究の現状、資料の概要などを紹介する連続講座を企画し、占領期研究の加速を図ることにした。

連続講座では、占領軍が鳥取の実態を記した英文報告書で、研究の基礎資料とされる軍政隊レポートを資料として利用。7月1日午後2時からの第1回講座では、現代史研究家の小山富見男さんが鳥取県にやってきた占領軍と題し、部隊の組織などについて話すほか、県立公文書館の西村芳将さんが同レポートの概要を紹介する。

その後、来年3月まで月1回、講座を開催。参加者と同レポートを解読するほか、占領期を知る市民らに体験を語ってもらう。解読や市民の証言などは、平成30年度に刊行予定の新鳥取県史現代編に反映させる。

県立公文書館では現代につながる制度的枠組みができた占領期の歴史を明らかにしたいとしている。

問い合わせは同館県史編さん室電0857224620。